介護施設は『伏魔殿』でしょうか?
あったかの家みさとは介護職員さんを募集しています。
夜勤ができる正社員の方と時間や曜日を選択していただけるパートさん共に募集中です。
新型肺炎の規制も解除されてきて、観光業などに人が流れているためなのか、どこも人手不足と言われています。
介護サービスの人手不足は新型肺炎感染の前から社会全体の問題となっています。
幸いな事に、あったかの家みさとは派遣社員さんや夜勤専門アルバイトの方を活用せずに事業運営できています。
職員の数も利用者様二人に対して職員一人以上を維持していました。
しかしながら、年末年始にかけて職員補充が必要な状況になってきています。
仕事を探している方が働きたい施設を探していて最も心配に感じる事は「人間関係が良好だろうか?」と言われています。
更に介護サービスでは「人が少ない所では、いきなり一人で現場を任されたりしないか?」も心配な要素です。
この様な心配が生まれる理由は、その方が「これまで勤めた施設の人間関係がひどかった、いきなり一人きりにされて不安だった」と言う経験をされている事が圧倒的に多いからだと思います。
つまり介護サービスが『人間関係が悪い、ちゃんと教えてもらえない』と言う評判から、人も集まりにくいと言う事です。
人間関係が悪い原因は(私の個人的感想ですが)、人手不足で疲れている人がストレスを溜めてイライラして働いている事も要因ではないでしょうか?
ストレスを溜めた人同士が仕事をすれば、職場は疲弊して人間関係も悪化します。そして退職者も増えて人手不足になる…。
この様な負のスパイラルを止めなければ、介護サービス全体が沈没してしまいます。
それに追い打ちをかけているのが、介護施設や病院での虐待のニュースです。
私も同僚に虐待をする職員がいて、職場がそれを放置したりうやむやにしていれば、そんな施設はすぐ辞めると思います。
「自分よりも弱い立場の人を守る。人の命を尊ぶ」を否定する人はいないと思いますが、その理念を見失った施設で働くことは苦痛以外のなにものでもありません。
そんな介護サービスでは、自分がこれから働く施設が魅力的なところなのか、利用者様や職員を大切にしない施設なのかは入職してみないと分からないのです。
高級ホテルの様なエントランスや立派なホームページはケアの質を保証するものではありません。(とは言え、汚いところは初めからダメです)
そんな伏魔殿の介護サービスから、働き甲斐のある施設を見つけるにはどうすれば良いのでしょうか??
ひとつは「見学をさせてくれるかどうか?」でしょうか?新型肺炎の時は施設内を見せてもらうのは難しかったですが、これからは見学もしやすくなると思います。
また、積極的な情報発信をしているところは自分たちのケアにプライドを持っていると思います。
忙しい中でも、職員の生の声が聞けるところも素晴らしいですね。
あったかの家みさとはまだ成長段階ですが、介護の仕事を探している方にとって魅力的で、価値のある施設であると嬉しいです・・・。
☆職員100人が集まる施設は、それぞれの個性のぶつかり合いでもあります。
好きな人だけで無く、苦手な人や嫌いな人もいますね。
そんな個性の集合体が私たちの施設なので、自分の個性に合う施設に巡り合う為には、選択肢を広げるためにも「私たち自身も自分を磨いて価値を高める努力」も必要なのだと思います。
(小野 )