あったかの家みさと 求人ブログ

介護職員さん募集中です

〇 私たちの施設の自慢は「職員の仲が良い事」です。
〇 ありがちな、部署間の意見の食い違いがありません。
〇 仲の良さは「高い稼働率」で証明できます。
→ 私たちは根拠なく利用者様をお断りしません。そのためには、各部署の職員が同じ価値観を持って意思統一されている必要があります。
つまり職員間の仲が悪い施設は、高い稼働率を維持できないのです。

〇 派遣社員さんと夜勤アルバイトさんがいません。
→ とこも人手不足で悩んでいますが、あったかの家みさとには派遣社員さんがいません。介護以外の職種であれば派遣の方が活躍される所は沢山ありますが、介護サービスには「価値観の共有」と言う重要な要素があります。その為には研修や会議に時間をかける必要があります。派遣の方に契約時間を利用して職員育成するだけの余力は残念ながらありません。また、同様の理由で夜勤アルバイトさんがいません。

〇 皆さん優しいです。
→ 誰でも優しい面とそうでないところがありますが、私も追い詰められれば人に優しくする余裕がなくなります。あったかの家みさとの職員さんは忙しい時や業務に負荷が掛かっている時も優しいです。でも人手不足が長期間続くとそんな優しさも維持できなくなるかもしれないです。

皆さんのお力をお貸しください!!(小野)

2023年08月18日

介護施設は『伏魔殿』でしょうか?

あったかの家みさとは介護職員さんを募集しています。

夜勤ができる正社員の方と時間や曜日を選択していただけるパートさん共に募集中です。

新型肺炎の規制も解除されてきて、観光業などに人が流れているためなのか、どこも人手不足と言われています。

介護サービスの人手不足は新型肺炎感染の前から社会全体の問題となっています。

幸いな事に、あったかの家みさとは派遣社員さんや夜勤専門アルバイトの方を活用せずに事業運営できています。

職員の数も利用者様二人に対して職員一人以上を維持していました。

しかしながら、年末年始にかけて職員補充が必要な状況になってきています。

仕事を探している方が働きたい施設を探していて最も心配に感じる事は「人間関係が良好だろうか?」と言われています。

更に介護サービスでは「人が少ない所では、いきなり一人で現場を任されたりしないか?」も心配な要素です。

この様な心配が生まれる理由は、その方が「これまで勤めた施設の人間関係がひどかった、いきなり一人きりにされて不安だった」と言う経験をされている事が圧倒的に多いからだと思います。

つまり介護サービスが『人間関係が悪い、ちゃんと教えてもらえない』と言う評判から、人も集まりにくいと言う事です。

人間関係が悪い原因は(私の個人的感想ですが)、人手不足で疲れている人がストレスを溜めてイライラして働いている事も要因ではないでしょうか?

ストレスを溜めた人同士が仕事をすれば、職場は疲弊して人間関係も悪化します。そして退職者も増えて人手不足になる…。

この様な負のスパイラルを止めなければ、介護サービス全体が沈没してしまいます。

それに追い打ちをかけているのが、介護施設や病院での虐待のニュースです。

私も同僚に虐待をする職員がいて、職場がそれを放置したりうやむやにしていれば、そんな施設はすぐ辞めると思います。

「自分よりも弱い立場の人を守る。人の命を尊ぶ」を否定する人はいないと思いますが、その理念を見失った施設で働くことは苦痛以外のなにものでもありません。

そんな介護サービスでは、自分がこれから働く施設が魅力的なところなのか、利用者様や職員を大切にしない施設なのかは入職してみないと分からないのです。

高級ホテルの様なエントランスや立派なホームページはケアの質を保証するものではありません。(とは言え、汚いところは初めからダメです)

そんな伏魔殿の介護サービスから、働き甲斐のある施設を見つけるにはどうすれば良いのでしょうか??

ひとつは「見学をさせてくれるかどうか?」でしょうか?新型肺炎の時は施設内を見せてもらうのは難しかったですが、これからは見学もしやすくなると思います。

また、積極的な情報発信をしているところは自分たちのケアにプライドを持っていると思います。

忙しい中でも、職員の生の声が聞けるところも素晴らしいですね。

あったかの家みさとはまだ成長段階ですが、介護の仕事を探している方にとって魅力的で、価値のある施設であると嬉しいです・・・。

☆職員100人が集まる施設は、それぞれの個性のぶつかり合いでもあります。
好きな人だけで無く、苦手な人や嫌いな人もいますね。
そんな個性の集合体が私たちの施設なので、自分の個性に合う施設に巡り合う為には、選択肢を広げるためにも「私たち自身も自分を磨いて価値を高める努力」も必要なのだと思います。

(小野 )

2023年03月26日

働き方の多様性と介護施設との相性について(派遣社員さんと夜勤専従アルバイトがいない理由)

皆様こんにちは。

今年も介護施設での虐待、暴力事件の報道が何件もありました。
「介護現場は、忙しすぎるのに人手不足だから虐待が起きる」と言う論調も時々耳にします。
また、「アンガーマネージメントが足りない」などと言われているのも見かけます。
教育が大切な事は理解していますが、お年寄りや介護そのものを嫌っている人(そのことの良し悪しでは無く適正が合わない人)にいくらアンガーマネージメントを実施して、教育に時間を掛けて、大量のレポートを書かせても改善は難しいと思います。

実際の介護施設の現場で何が起きているのかは、運営者のセンスで大きく異なっていると感じます。
職員の数や施設の設備が全く同じでも、職員が疲弊して疲れ切っている施設と、皆さんが笑顔で頑張っている施設の違いがあるのも事実ではないでしょうか?

この違いは何なのかは様々な要因の積み重ねなので、一言では表現する事が難しいと思いますが、あったかの家みさとではより良いケア環境をつくる為に「介護職員の派遣さんは配置しない」「夜勤の専任アルバイトは雇用しない」をポリシーにしています。

人手不足が進行する中で、派遣や専属アルバイトさんを否定する事は働き方の多様性の流れに反しているかもしれないですが、介護の仕事は個々の職員の適正に加えて、臨機応変さも求められます。そのスキルを求めるにはやはり、直接雇用の職員さんと共に施設を創っていく環境が必要なのだと思います。
介護サービスの質の向上は課題だらけです。多くの施設で悩み、努力している中で、暴力的な人が事件を起こす事は本当に悲しいことだと思います。

私たちの施設も多くの課題があり、目指すべき理想は遠い先にありますが、工夫を重ねる中で少しでも理想の近づきたいと思います。

あったかの家みさと 小野 仰

2022年11月01日

「利用者様本位」って誰でも実現できるのでしょうか??管理者の責務と職員に求められるもの

あったかの家みさとのケアは「利用者様本位」が実現されています。

その言葉を聞いて「その通り!」と答えていただけると嬉しいですが、介護業界の関係者の方は「えー、本当ですか~?」とか「そんな風に宣伝しているところは沢山あるけどね…」と懐疑的に捉えるのではないでしょうか?

介護サービスの世界では、何年も前から「人手不足」「3Kで給料が安くてモチベーションが上がらない」などと言われています。

そんな労働環境で、個々の職員(介護だけで無く事務やリハビリの専門職も含めて)が利用者様本位のケアを自発的に行う事ができるでしょうか?

『職員の教育体制が確立しているから大丈夫!』と表明している事業者も多いと思います。

私は教育も大切ですが、管理者が最も注力するべき仕事は「人探し」だと思います。

(人手不足が解消すれば、サービスの質が上がりお客様も増えて業績も良くなり、給料も上がります)

業績アップ、職員教育、サービスの質向上など介護サービスの管理者が求められる課題は沢山ありますが、「人材を確保」しないとそれらの課題は負のスパイラルの中に埋もれてしまいいつまでも解決できません。

仮に人員が十分に確保されていて、介護業務が円滑に行える環境が作れた場合は「利用者様本位のケア」が自然発生的に生まれてくるでしょうか?

残念ながら、職員全員が誰からのアドバイスも受けずに「利用者様本位のケア」を創り出すことはできないと思います。

職員さんの中には、生まれながらに「天使みたいな人」「マザーテレサの生まれ変わり」がいらっしゃるかもしれませんが、凡人である私たちはイライラしたり、すごく疲れたりして利用者様本位のケアを共有して継続する事が難しくなります。

ここから管理者の能力が問われます。

「利用者様本位」のケアの大切さ、それを実践する施設の中で自分だけが外れた行為や発言をする事の恥ずかしさを職員に理解していただく努力を管理者が怠ると、中身が空っぽの施設になってしまいます。

では、誰でも「利用者様本位のケア」が実現できるでしょうか?

私は介護を提供する人にも才能が必要だと思います。技術や知識は後からでも身につける事は可能ですが、職員さんの中に「利用者様本位に行動できる」何か(S)が無いと、介護の仕事をする事自体が苦痛になると思います。

人は自分を変えることができるので、適切な環境に置かれれば正しい方向に進んで行くことが出来ます。

「正しい方向とは何か?」が説明できない管理者は失格ですね。

組織や管理者の責任は重いですが、介護に携わる職員さんにも求められるものがあります。

職員に求められるものは「素質」です。「それって差別じゃないですか?」と言う人がいるかもしれませんが、プロの世界では「素質」は重要な要素です。

私が考える素質のある職員は『利用者様本位である自分に喜びが感じられる人』です。

お客様に美味しい料理を食べていただける事に喜びを感じるシェフと同じです。

料理が好きな人は誰かから押し付けられたり、命令されたりして料理を作っているのではないと思います。

あったかの家みさとが更に素晴らしい施設になるには、私たち自身が自発的にケアの質を上げる努力をする必要があります。

副施設長 小野 仰

2022年06月01日

介護職員さんの求人再開しました!

介護職員さんの求人を開始しました!

募集の内容は
○ 介護職員(正社員)=夜勤が出来る方
○ 介護福祉士の資格をお持ちの方(お持ちで無い方はご相談下さい)
○ 入職の時期は特に定めていません(遅くなっても大丈夫です)
○ 「自分がやりたい介護」の思いがある方。
○ 利用者様本位のサービスを求めている方。
○ 仲良く支え合いながら仕事をしたい方。
です!

来年からの入職もOKです。

エントリーされる方は、あったかの家みさとの小野までご連絡ください。

☆LINE公式アカウントからご連絡いただくのが一番効率が良いです。
☆施設を見学していただく際に介護職員さんと直接お話していただけます。仕事に対する疑問を直接お聞きください。一番知りたい職場の雰囲気を聞いていただく事ができます。
☆オンライン面接も可能です。
☆介護福祉士の方の年収は一般介護職の方で370万円~。リーダー(チーフ)以上だと400万円程になります。
☆あったかの家みさとは職員が充足していて、事業の業績も非常に安定しています(昨年の稼働率は99.4%でした)。社会福祉法人が運営する施設なので、安心して働いていただく事ができます。
各部署の職員が協力する体制が確立されています。

2021年11月07日

あったかの家みさとのロケーションは?

「あったかの家みさと」がどの様なロケーションに建っているのかを動画でご紹介致します。
主にお買い物情報ですね。
一番近いショッピングモールは「新三郷駅のららぽーと」です。徒歩7分です。
お隣の吉川美南駅には「イオンタウン」があり、最近拡大した様子です。

2021年08月08日

あったかの家みさとの人員構成は?

介護施設でのお仕事をお探しの皆さまこんにちは。

あったかの家みさとの6月現在の職員構成をお知らせします。

<介護職員数>

〇 100名の入居者に対して介護職員は正社員44名、非常勤19名を配置しています。
常勤換算で1.76対1の配置になります。介護職員に加えて食事介助、清掃を担当するアシスタントさんがいます。
※ 職員の入退職がありますので、増減はあると思いますが、現在は十分な人員と言えます。
新型コロナウイルス対策を継続していますので、緊急時でも人員が確保できるように考慮しています。

<資格取得状況>

〇 介護職員さん63名のうち35名が介護福祉士を取得しています。
無資格の3名は実務者研修、初任者研修を受講中です。

<介護職員の性別>

〇 介護職員さんの性別は68%が女性の方々です。

<年齢構成>

〇 介護職員さんの年齢構成は、50歳代までの各年齢はほぼ均等で、バランスが取れています。

2021年06月22日

紹介会社経由で求人にご応募いただく際はご注意下さい!

あったかの家みさとで採用させていただく場合、採用の経路によって賞与や支援制度が異なります。

〇 実務者研修の支援制度は、ハローワークなど直接ご応募いただいた方が対象になります。ハローワーク以外からのご応募の場合は対象外になります。

(コスモス教育福祉学院などの初任者研修の専門学校を終了した方は対象になります。詳しくはお問い合わせください)

初年度の年収に大きな差がありますので、このサイトをご覧になった方はLINE公式サイトから直接ご連絡ください(^^)。
友だち追加

〇 新生活支援制度はハローワークからのご応募の方が対象になりますが、ご本人のご事情をお聞きして必要な場合は支給します。

〇 賞与の支給開始時期も異なりますので、事前にお問い合わせください。

☆ 詳細は内定の際に書面でお伝えします! 採用の基準は「人柄」「優しさ」が一番なので、誠意をもってご説明いたします。

ぜひご検討ください。

 

2021年03月12日

あったかの家みさとの特徴は?

あったかの家みさとの特徴をお伝えします。

以下読んでいただくと「あれ…?」と思われるかもしれません。

まずは、ご覧になってください。

<私たちの施設の特徴>
〇 人員数が基準以上いるので、ゆとりを持って仕事ができます。(有休が取りやすい)
〇 施設の運営が安定しているので、経済的な安心感がある。
〇 資格取得支援制度があるので、ほぼ全員が有資格者です。(未経験の方も資格を取得しています)
〇 研修制度が充実しているので、毎月必ず研修に参加できます。また自主勉強会もあるので学ぶ場が多いです。
〇 現場の皆さんがレクリエーションを企画して開催する楽しみがあります。(看護師さん主催のレクリエーションもあります)
〇 JR新三郷駅が近いので電車通勤が出来ます。車通勤も可です!
〇 処遇改善手当、特定処遇改善手当が毎月支給され、更に賞与があります。
〇 1年勤務すると退職金制度に入会できます。

以上の内容は「駅から近い以外は社会福祉法人なら普通の事じゃない?」と感じますよね?。

 

私たちがわざわざお伝えしている事は、当たり前なのに中々実現が難しい事だと思っています。

上記に加えて私たちがお伝えしたいのは、

◎職員の連携が取れている(仲が良い)ので、周辺の施設で受入れが難しいと言われた方を受け入れる事ができる。
◎希望される方々に看取り介護を提供している。

と言う事があります。

介護、看護、機能訓練、栄養士、相談員の連携を取る事は簡単ではありません。

それぞれの部署が自分の主張ばかりしている施設では、受け入れが難しいと言われる方を入所していただく事が出来ません。

その結果、稼働率がドンドン下がってしまいます。

稼働率が下がると施設は経営が難しくなり、経営者は出来るだけ給与を減らす事を考えます。
連携が取れない環境で給料や賞与が下がれば働く意欲も減退するので、退職者が出て労働環境が悪化します。人が減っても中々新しい人を採用出来ずに派遣社員さんをお願いすると経費は更に増えて施設の経営を圧迫します。

この状態が続くと負のスパイラルが始まって、施設の雰囲気は更に悪化します。

介護の仕事に就いている方が感じる「違和感」「居心地の悪さ」の裏には施設運営の経済的問題があるのかもしれません。

これから就職しようと言う方には施設の経済的状況を事前に知るのは難しいかもしれません(知る方法はありますが、それは別の機会にお伝えします)。

施設の雰囲気を事前に知る方法もそう簡単では無いです。ホームページが立派なところが良い施設とは限りませんが、情報を全く出さないところは余裕が無くて「出したくても出せない」かもしれないので、情報が多いところは安心感がありますね。

 

私たちは就職希望の方が見学にいらっしゃった時は、介護職員さんと直接お話していただく時間を設けています。(上司が近くで目を光らせる事もありません( ^^)

職員全員がなんの不満も無い。と言う事は無いと思いますが、自分が働いている施設の良い面が見えないと笑顔で働く事って出来ないですよね。

職場と自分はある意味夫婦や恋人関係かもしれないです。恋人のここがイヤだけとここが素敵だからやっぱり好き!と言う感じでしょうか?

「あったかの家みさとのここが好きだから働きたい」と言う強い動機がないと働いていても疲れるだけです。自我をふるい立たせるesがどれ位あるかが重要ですね。

 

「結局相性じゃない?」と言われるとその通りです!

と言う事で、まずは見学してみてください。何度来ていただいても対応します(^^)/。

副施設長 小野

2020年11月10日

ハローワークを活用しましょう!

あったかの家みさとの求人はハローワークにも掲載しています。

最近はハローワークからのご応募では無く、紹介や求人媒体からのご応募が増えています。

スマホで仕事を探すと検索サイトのトップに紹介媒体の広告が出てくるので『ついクリック』してしまいますね。

ホームページなどをご覧になって応募された方とお会いすると「ハローワークの求人を見つけられなかった」「ネットで仕事を探すと紹介会社に登録してしまった」と言う方が結構いらっしゃいます。

ハローワークの窓口まで行かなくてもインターネットから応募が出来る事を知らない方も多いと思います。

あったかの家みさとにハローワークからご応募いただくと、処遇改善手当や賞与の支給時期が紹介会社などを経由するよりも早くなります。

 

インターネットで仕事を検索している彷徨える皆さま。遠回りしないで直接連絡して下さい~。

 

また、あったかの家みさとでは、新採用職員の方に対して「新生活支援制度」を提供しています。賞与も1カ月以上勤務した方には勤務日数に合わせて支給しています。

その他手当についても出来る限り支給時期を早めて、新しい生活を始めていただけるように配慮しています。

これらの支給制度は、ハローワーク、LINEからのご応募の方が対象になりますので、その点に十分に注意して下さい!

(コスモス福祉教育学院の方は実務者研修補助の対象になりますのでご安心を!

あったかの家みさと新生活支援

LINEからもどうぞ!友だち追加

2020年11月01日

介護職員さん2名募集中です!(ゆっくりご検討ください)

あったかの家みさとでは、来年度に向けて介護職員さんを募集しています。

募集に際して、現在の職員構成をお知らせします。

介護職員の配置は利用者様1に対して1.74名を配置していますので、ユニット型特養の基準は十分にクリアしています。

「人はいるけどクオリティは?」と思う方がいらしゃると思いますが、介護の質のひとつの指標である「有資格者数」を見ると、介護職員62名中介護福祉士が30名います。

実務者が5名いらっしゃるので、この方たちもいずれ介護福祉士を取得されると思います。

ユニットごとの人員配置は1ユニットに対して常勤換算で10.4名~12名を配置しています。こちらも充足しています。

今回2名を募集する理由は、年度末に定年を迎える方などの補充になります。

介護サービスは「人手不足」と言うのが枕詞になっていますが、私の印象では人が不足する所と、比較的安定している所の2極化が進んでいると思います。

人員が不足すると特定の職員に負担が掛かります。有休も消化できずに残業が常態化して、バーンアウトで辞めてしまう人が出始め、歯車が悪い方に回り始めます。

あったかの家みさとの人員が充足しているのは一時的なものかもしれませんが、皆さんが気持ちよく働いていただく為の努力は続けています。(誰にとってもパラダイスと言うところは無いので、就職希望の方は見学においで下さい!)

給与などの条件はハローワークを参考にしてください。

☆ 新規採用の時期に半年の余裕があるので、「年内は転職する気はないけど、3月までに仕事を決めようかな?」と言う方は、あったかの家みさとも候補に入れて検討して下さい。

小野

 

2020年10月13日

プライドを持って介護の仕事をしたいですね!

7月17日付のニュースで、北海道の特別養護老人ホームで職員の入居者に対する傷害事件が報道されました。

介護施設での暴行事件は以前よりも増えている印象があります。ここ数十年で介護サービスの数が急激に増えていますので事件や事故の数も増えているのかもしれません。

 

少し前は「環境ホルモンのせいで切れやすい若者が増えた」と言う都市伝説がありましたが、「切れやすい人」は介護サービスに就いては絶対にダメです

この様な報道があると、「介護サービスは怖い、信頼できるのか?」と言う印象を世間に与えてしまい、そこで働いている私たちは残念な気持ちになります。

仮に素行に問題のある職員が起こした事件としても、暴行を受けた方やご家族は施設の責任を明確にしないと納得出来ないと思います。

 

下のポスターはインターネットで紹介されていた「小城市高齢者虐待防止ポスターコンテスト優秀賞」を受賞した作品です。

「あなたがいるから わたしがいる」 介護サービスを表す非常に大切な言葉だと思います。

私(介護職員)は利用者様によって存在している…。この意識がゆらぐのが怖いですね。

 

自分の存在意義(理念)を自覚して働くのがプロフェッショナルなので、プロとしてプライドをもって働く気持ちがあれば職員と利用者様の主客転倒は防げると思います。

しかしながら、未だに虐待報道が収束しないのは介護サービスにおけるプロフェッショナル育成の難しさを物語っているのかもしれません。

小城市高齢者虐待防止ポスターコンテスト優秀賞 兵藤正史 作

 
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2020年07月18日

6月の介護・看護職員構成をおしらせします。

こんにちは。

新年度がスタートして2カ月が経過しました。現段階での職員構成についてお知らせします。

〇 介護職員の人数と資格取得状況は、介護職員61名のうち29名(47.5%)が介護福祉士を取得しています。無資格の方は2名のみで1名は留学生の方です。

〇 喀痰吸引の研修を修了された方は8名です。

 

↓こちらは令和元年9月のデータです。実務者研修を受けた方が順調にステップアップしています!

〇 全職員の年齢構成は、下グラフの通りです。

女性介護職員の平均年齢は46歳。男性は38歳です。

(看護師さんの平均年齢は46歳です)

70代、80代の方は食事介助・清掃のパート方々です。

介護職員の方も事業所との同意があれば70歳まで非常勤として雇用延長可能です。

男女比は女性57名。男性34名です。

〇 介護職員常勤換算52.6名に加えて、看護職員が常勤換算で5.8名配置されています。入居者100名に対する職員の比率は1.7人対1になります。

食事介助、ユニット清掃の短時間パートさんは計算に入れていませんので、現状は十分な職員配置体制が取れています。

〇 また現在は派遣職員の方は配置していません。

2020年06月04日

コロナウイルスが私たちに与える影響・・・

日本赤十字が「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」と言うサイトを公開しています。ぜひご覧ください!

あったかの家みさとの職員にもコロナウイルス感染の影響がジワジワと浸透しています。

職員さんの中にはコロナウイルス感染の影響で、ご家族に感染の危険が迫っている方、子供を預けるところが無くて困っている方など、ぞれぞれの立場で苦しい思いをしている方がいます。

職場でも自分のもつ不安、不満を口にする事があると思います。それによってある程度ストレスが発散できる人もいるかもしれませんが、休憩中や雑談の中でコロナウイルスの事ばかり聞かされて疲弊する職員もいらっしゃる様子です。

自分の持つ不満や不安を人に話したい気持ちは(なんとなく)分かりますが、マイナスの発言は言霊になってそれを聞かされる私たちの心に残留していきます。

先が見えない不安で解決策も全く分からない状況ですが、この艱難はお互いに助け合うしかないです。

施設内パンデミックが始まればひたすらそれに立ち向かうしか無く、うまく行かない事を人の責任にしても何も解決しません。

早い解決を祈るしかない状況ですが、ウイルスが感染する前に心がダメージを受けない様にお互いに助け合う気持ちが大切ですね…。

 

2020年04月28日

「共に生きる」とは…

福祉の理念に「共生」を謳っている法人は昔からあります。

共生は障害があるなしに関わらず、同じ価値観を持って共に生きる事を表していると思います。(広辞苑で調べたわけではありません)

私が学生の頃にその様な理念を聞いた時も「障害による偏見、差別の無い社会」を目指していると理解していました。

数十年経過しましたが、福祉における共生の価値観は変化していないと思います。

私は最近改めて「共生」について考える事があります・・。それは、職員の「共生」です。

日本社会も景気が悪くなり、人口減少、高齢化などにより「自己責任」と言う重荷が(以前に増して)個人にのしかかっています。

村八分と言う言葉があるので、社会に適合できない人を弾き出すシステムはあったかもしれませんが、地域社会が個人を援護する暖かさは昔の方があったように思います。

今の社会は適応できない人は逃げ場がありません。精神的に追い詰められて障害を発症する方も以前より増えている気もします。

介護現場でも、メンタルの面で苦しみながら働いている方がいらっしゃいます。目に見えない人の気持ちを理解するのが難しいように、私たちもハンディキャップを持っている方の気持ちを100%理解して共有する事は中々出来ません。

人間関係やコミュニケーションが苦手な方、仕事を手際よく処理するのが苦手な方もいらっしゃる中で、以前であれば「適合が難しい」と判断されてフェードアウトしていた人が多かったかもしれません。

そんな中で、(理想論ですが)可能であれば、「入居者の方に対して誠実に対応しようと努力する方」は仕事を辞める事なく頑張っていただきたいと思います。

それが簡単ではない事は理解していますが、介護の理念に「共生」があるのであれば、職員間にも「共生」がなければ、障害のある方に対する偏見や差別も消える事が無いと思うのです。

共生と言う理念の実現が難しい事は実体験でも理解していますが、理想やビジョンの無い介護は対象者に失礼だと思います。

ハンディキャップがある方でも働き続けられる職場の実現が理想ですね。

厚生労働省もメンタルヘルスについてサポートしています。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/

2020年02月17日

新生活支援制度を改めて紹介します

あったかの家みさと新生活支援

新生活支援制度は新たに採用された方に対する補助制度です。

新しい環境になると一時的に収入が減る場合があります。この制度はその様な方に対して10万円をお渡しします。

「転職初年度は賞与が少ないのは嫌だなあ~」「引っ越さないと転職できない~」と言う方がいらっしゃいましたらご相談ください。

制度のご利用には条件がありますので、お気楽にご相談ください。

 

2020年02月15日

ラグビーのルールとあったかの家みさとで様々な研修を実施する理由

昨年はラグビーワールドカップで盛り上がりました。私は高校の時にラグビー部でしたが、まったくのダメ部員でした…。

ラグビーボールが楕円形でまっすぐ転がりません(思うようにはいかない)。そしてそのボールを敵陣に運ばなくてはならないのに、ルールでは前に投げることが出来ません。

私も試合や練習で経験しましたが、ボールを奪って相手陣内に入るために、ボールをチームメイトにパスしますが、前に投げられない為にふと気づくと「ボールをキープしているのに、全然前進していないどころか後退している!」ことがありました。

 

私はこの状態と転職を繰り返している状態とリンクしていると感じることがあります。

転職する時は「もっと良い環境があるはず」「もっと自分を評価してくれるところで働きたい」と現状を打破するために決断しますが、暫くして振り返ってみると収入が増えていなかったり、以前よりも労働環境が改善されていない事があります。

「転職」だけでスキルアップするのは本当は難しいと思います。

 

スキルアップするために資格を取って上の立場を目指すのは選択肢としては十分です。学歴アップもあり得ます。社会人になってから学歴をアップさせるのは経済的負担とかなりの労力を必要とするので一般的ではありませんが…。

 

介護サービスの世界以外でも、辛抱できなくて会社を変わっている人はいると思います。

わずかな期間で職場を変えている人は、スキルアップして収入を増やしたり労働環境を改善させているでしょうか?

 

転職することは仕方がないと思います。ワガママな理由以外でも、家族の事情や転居で職場を離れることはあると思います。

新しい環境でチャレンジしたいと思うのも理解できます。

 

私は、あったかの家みさとの職員さんが転職した時に、転職先で「恥ずかしい思いをしてほしくない」と思っています。

介護の知識、医療の知識は「門前の小僧」状態でもそれなりに身に付きますが、福祉・ソーシャルワークの存在意義を身に着けずに、フラフラ~と転職しても便利に使われるだけで、信頼を得てスキルアップすることが出来ないと思います。

あったかの家みさとでは、定められた研修以外にも様々な研修機会を設けています。それぞれは学校に通うのに比べれば時間も内容も十分ではありませんが、少しずつでも職員の成長やスキルアップに役立っていると思います。

 

1月はポジショニングついて学んでいます。ポジショニングは褥瘡予防に加えて、ご本人の緊張を緩和して拘縮の予防にもつながります。体の緊張が精神面に影響して起こる(私たちが言う所謂)「介護拒否」を解消することまで学んでいます。

また介護補助機器の知識は、介護者の高齢化・人員不足対策の介護ロボット導入の時代が近いことを考えれば、補助機器を活用した介護を知るためには必須であると考えます。

(介護の価値は機械や設備、方法論では無く「こころ」が一番ですから、その事を分かって機械を使う意味を理解する必要があります)

 

今研修を受けてくださっている職員は、将来仕方なく転職した時に、最低限の倫理観と知識を身に着けていただければ「恥ずかしい思い」をする事なく、スキルアップしていけると思います。

介護で転職を繰り返す世界と私が経験した「ヘタレラグビー」は良く似ています。一人でボールを持って突破することは難しいので、チームの力を借りて自分を磨くしかないですね。

副施設長 小野 仰

2020年01月21日

介護サービスで退職者が多い理由

介護サービスで退職者が多い理由についてお伝えしています。

未経験の方が短期間で去ってしまう理由については以前お伝えしました。

それなりの経験がある方が退職する原因はなんでしょうか? 世間で言われているように介護サービスの離職率は高いのでしょうか?

介護サービスは種類、規模が多岐に渡るので、それぞれの特性に合った考察が必要だと思います。

 

今回は組織的な規模がそれなりに大きい特別養護老人ホームについてお伝えします。

この画像は求人広告のコピーです。

ど真ん中に『☆うわさ陰口禁止の職場です。』と書いてあります。

このキャッチコピーを考えた担当者さんの気持ちは痛いほど理解できますが「うわさ陰口禁止」と聞いてポジティブに捉える事ができる人はどのくらいいらっしゃるでしょうか?(私は否定的には捉えていなくて、このキャッチコピーを考えた方とお友達になりたいくらいです)

一般的には「施設の雰囲気を良くする為に苦労してるんだろうな~。」と思うと同時に「よっぽど噂や陰口で皆さんが嫌な思いをしたんだろうな~」と感じる人がいると思います。

このキャッチコピーは現在の介護サービスの現状を如実に表していると思います。

求人のキャッチコピーに「心温まる介護を提供しましょう」「職員を大切にする職場です」と言うポエムが通用しなくなったのは少し寂しい気もしますが、「根も葉もない噂を流すな!」「人の悪口を広めるな!」と率直に言ってしまうのは凄いと思います。

 

職員の離職率は「噂と悪口が横行する職場」ではどんどん高くなると思います。

 

ちょっとイジワルな言い方になりますが、噂も悪口もみんなヒマだから口にするのではないでしょうか?或いはその様な行為を恥ずかしいと思えない職場環境も原因だと思います。

いずれにしても、介護職員が退職する原因のひとつは「うわさと悪口が横行すること」と言う事が想像できます。

副施設長 小野

 

 

 

2020年10月19日

介護職員の評価は難しいですね

介護サービスの現場は数の増加に比例して質の低下が問題となっていました。

質の担保のために行政では「第三者評価」「情報の公表」などの制度を使って『中身』のチェックをし始めました。

介護バブルが収まると、人手不足が問題となり、介護職員の収入を上げる手立てが始まります。

 

処遇改善給付金の分配が始まり、その根拠とするために「キャリアパス」が介護職員の評価として示されました。

私もいくつかのキャリアパス制度、ISOと連動した職員評価制度などを経験しましたが、介護職員の評価は本当に難しいと感じています。

 

↓ 以下私の私見です。

皆さんの職場でも賞与の支給がありましたか?。その賞与に査定がある施設もあったと思います。

査定ランクA~Eの中で、ランクD~Eなどと評価を付けられた方はどう感じましたか?

遅刻、欠勤があったり、不注意の事故を繰り返したり、ご家族からクレームがあって指導を受けたりしていたら「仕方がないかも?」と感じるかもしれませんが、納得の行く客観的な評価がなければ「管理者の方がルールを守っていない」「あの人よりも評価が低いのはおかしい」「エコヒイキ、イジメ!」などエモーショナルに文句を言いたくなると思います。

 

介護の世界では人の見ていないところで努力している人が沢山います。利用者様に触れる時の優しさや、安心を提供する言葉かけを客観的に評価できる神様みたいな人ってどれほどいるでしょうか?

 

あったかの家みさとの職員評価は、遅刻や欠勤のマイナスはありますが、研修参加で皆勤手当に若干の差が付くくらいです。

年度の最後に「接遇優良者」の表彰がありますが、こちらは給与には影響がありません。

 

今年から特定処遇改善加算の支給が始まりますので、可能でしたら頑張っている人に多く分配するルールを作っていきたいと思っています。

内部・外部研修の参加、伝達研修の講師を担当した方を評価する制度が分かりやすくて良いのでは?と思います。

 

皆さんは正当に評価されていますか?

神様が見てくださって、それが給料に反映される世界だと良いのですが・・・。

副施設長 小野 仰

 

 

2020年01月05日

あったかの家みさとの取り組みについて(夏から秋)

あったかの家みさとのここ数カ月の取り組みについてお伝えします。

今回は職員研修についてです。

7月 口腔ケア

8月 事故防止、身体拘束禁止に向けて

9月 (1)リフティング、ポジショニングについて

(2)新しい加算について

(3)ケアの考え方について

10月 排泄ケアについて

11月 感染症予防対策について

以上が所謂「月次研修」で全職員が参加しています。

研修はこの他に、介護基礎研修を毎週土曜日に外部講師を招いて実施しています。

私が担当しているのが「自主勉強会」です。

自主勉強会のテーマは

6月 「高齢者施設における虐待について」

7月 「ユマニチュードについて」認知症の理解

8月 「ICFの視点によるこれからの介護」

9月 「その認知症ケアは大まちがい」を読もう!

でした。

この他の活動については、イベント日記でも紹介しています。

研修の積み重ねは大切ですが、月1回の研修や有志のみが参加する勉強会だけでは、個々の職員のケアの本質を変える事は出来ません。

日々の啓もう活動や正しい意識を持った職員の指導の積み重ねが大切だと思います。

研修の機会を増やしている施設は多くあると思います。あったかの家みさとも他の施設に負けない様、様々な研修を実施しています。

現在は私たちが講師を務める事が多いですが、これからは現場の職員が講師になって研修が開催されるようにしたいと思っています。

副施設長 小野 仰

 

2019年11月17日