あったかの家みさと 求人ブログ

2019年のブログ

あったかの家みさとの取り組みについて(夏から秋)

あったかの家みさとのここ数カ月の取り組みについてお伝えします。

今回は職員研修についてです。

7月 口腔ケア

8月 事故防止、身体拘束禁止に向けて

9月 (1)リフティング、ポジショニングについて

(2)新しい加算について

(3)ケアの考え方について

10月 排泄ケアについて

11月 感染症予防対策について

以上が所謂「月次研修」で全職員が参加しています。

研修はこの他に、介護基礎研修を毎週土曜日に外部講師を招いて実施しています。

私が担当しているのが「自主勉強会」です。

自主勉強会のテーマは

6月 「高齢者施設における虐待について」

7月 「ユマニチュードについて」認知症の理解

8月 「ICFの視点によるこれからの介護」

9月 「その認知症ケアは大まちがい」を読もう!

でした。

この他の活動については、イベント日記でも紹介しています。

研修の積み重ねは大切ですが、月1回の研修や有志のみが参加する勉強会だけでは、個々の職員のケアの本質を変える事は出来ません。

日々の啓もう活動や正しい意識を持った職員の指導の積み重ねが大切だと思います。

研修の機会を増やしている施設は多くあると思います。あったかの家みさとも他の施設に負けない様、様々な研修を実施しています。

現在は私たちが講師を務める事が多いですが、これからは現場の職員が講師になって研修が開催されるようにしたいと思っています。

副施設長 小野 仰

 

2019年11月17日

特別養護老人ホームで働こう!パート2

「専門職だから適性があるのは当たり前」

介護サービスは職員がすぐ辞めてしまうと言う「伝説」についてお話します。

最近多い(と感じる)ケースは、他業種から介護の仕事に転職した方が短期間に辞めてしまう問題です。
ハローワークで介護資格取得の斡旋を紹介してもらって、無事講習終了後に施設に就職したにも関わらず、1ヵ月位で退職する人が意外と多いです。

想像するに、講習を受けている間から介護の仕事に対する「違和感」があったのに流れで就職してしまい「やっぱりダメだった」ケースです。

『そんな事言って施設に問題は無かったのか!?』と思う方がいらしゃると思いますが、未経験の方に対してあったかの家みさとの場合は、就職後1ヵ月は日勤時間帯を中心に業務に入っていただき、業務も一人きりで介護に入ったり、長時間の残業を入れる事もありません。

「何もしないうちに辞めてしまった」と言う人は、残念ながら「ご本人と介護とのマッチングが難しかった」と言えるかもしれません。

以前も書きましたが、「特別養護老人ホーム」の場合は介護度の重い方が多いので、カルチャーショックも大きいのかもしれませんが…。私は、介護度の軽い方も重い方も安全を確保する為に使うエネルギーには変わりは無いと思っているので、仮にすぐにリタイアした方が軽度の方が利用するサービスに就職しても、カルチャーショックはあると思います。

大きな企業であれば、営業に向かない人、製造業に向かない人、事務作業に向かない人は別部署に異動して雇用継続する事があると思いますが、介護サービスで介護に向かない人を営業に回す。と言う事はほぼ不可能なので、ご本人と仕事のマッチングが難しい人が退職してしまうのは、ある程度起こる現象ではないでしょうか。

仕事内容と自分がうまく合致しない状態で、体や心を壊したり、手抜きをして事故を起こしたり、ストレスから虐待に走るような事が起きない為にも、「自分が介護の仕事(対人援助)に適合出来るか?」は結構真剣に考えて就職していただく必要があると思います。

介護サービスの種類と数が増えて(人手不足と言う事もあり)介護の世界に異業種から飛び込んで来る方が増えています。その現象の中で「短期間で退職」する方も増えているのではないでしょうか?
介護は「誰でも雇用する事業所があるのに、仕事の内容は高度な専門性が求められる専門職」なのです。

次回は、介護の仕事を長く続ける中で仕事を続ける事が出来なくなって退職するケースについてお伝えします。

2019年11月09日

東京都が「福祉の仕事の魅力」を動画で紹介しています

あったかの家みさとは埼玉県にありますが、東京都がキティーちゃんとコラボをして、福祉の仕事の魅力を紹介する動画をアップしています。

この様な活動から、皆さんが福祉の仕事に興味を持っていただけると嬉しいです。

探すと他にも色々な動画が見つかると思います。埼玉県もコバトンで作ってほしいですね!

2019年11月04日

特別養護老人ホームで働こう!

あったかの家みさとは「特別養護老人ホーム」です。

よく「特養」と略して呼ばれます。

皆さんの特養に対するイメージはどんな感じでしょうか?

介護の仕事の経験が無い方の場合は、まったくイメージが無い、と言う人もいるかもしれません。

介護の仕事をしている人、知識のある人から教えられる「特養」の情報はいくつかのパターンがありますが、一回聞いても他の介護サービスとの違いがドンドン分からなくなるかもしれません。

まずは、特養とはどんな施設なのかをまとめてみました。(追加することがあったらどなたかご連絡ください)

 

特徴

(1)社会福祉法人が運営している。

(2)要介護度3以上の方が入所できる(原則)。

(3)有料老人ホームの様な「入居金」「敷金」が無い。

(4)所得により利用料金が軽減される。(介護保険のサービス)

利用される方にとっての特徴はこんな感じでしょうか?

 

では、働く方にとっての特養の特徴はなんでしょう?

要介護度3以上の方が対象なので、介護技術と知識は必要です。でも技術や知識が必要なのは、他の業種でも同じですよね??

求人広告を見ると「研修が充実!」「入居者に寄り添ったケアを提供」などと書かれていますが、皆さんが心配な事は給与と人間関係ですね。

給与については法人によって仕組みが異なるので、単純には説明できませんが、実は特養職員の年収は地域差はあってもほぼ同じです。

簡単なイメージ図を載せています。介護の専門学校を卒業した方が国家資格を取得して夜勤をすると、あったかの家みさとでは年収350万円スタートです。

数年でチーフ、リーダーになると400万円に近くなります。

 

以前も書きましたが、資格の有無や夜勤で年収は変わります。正社員になれば、安定した収入を得られるのは間違いありません。

 

介護の仕事は大変な割に給料が安い、などと言う人がいますが、その介護サービスが何か?どの位の専門性が求められるのか?を冷静に分析すれば「介護だけが安月給」なんて言えないのです。

 

一流企業に勤めたら生涯年収が億になる場合もあるかもしれないですが、特別な才能を与えられていない私たちは「地道に続ける」事しかないのです。

 

 

では、介護サービスの人間関係はどうでしょうか?

「離職率が高い!」…つまり「すぐに辞めちゃう人が沢山いる」と言う都市伝説については次回に書きます。

副施設長 小野

 

2019年10月27日

あったかの家みさとの職員構成は?

あったかの家みさとは介護職員さん、ケアマネさん、看護師さんを募集しています(私は京都生活が長いので、なんでも「さん」を付けます)。

ホームページを見ても実際の施設のイメージは分かりませんね。

施設の雰囲気を知るには見学をしていただくのが一番です!

見学でも分からない事があると思いますが、今回は職員の年齢構成をお伝えします。

あったかの家みさとの職員年齢構成はグラフを見ていただいた通りで、20代~70代まで幅広い世代が均等になっています。

この中にはパートさんも含まれていますので、80代の方も活躍されています(食事介助のアシスタントの方です)。

「年齢に偏りが無い」って職場環境としては良い事だと思うのですが・・・、実際のところはぜひ見学に来て確認してください!

採用担当:小野

2019年10月23日

消費税が10%になりました。介護職員の給与を上げられる施設は?

就職(転職)活動をされている方にとって、新しい職場の給与は非常に重要な問題だと思います。

介護職員の皆さんには「処遇改善加算」として給与にある程度の金額が上乗せされています。

また、10月からは特定処遇改善加算が始まり、12月から職員の皆さんに支給されるはずです。

「あれ~??そんな加算の話は知らないよ!」と言う方がいらっしゃいましたら、ぜひ施設長さんに今後の予定について確認して下さい。

あったかの家みさとでは、処遇改善加算として30,000円~36,000円/月が支給され、特定処遇改善加算は介護福祉士の方に8,000円~20,000円/月を支給させていただく予定です。

特定処遇改善加算は様々な条件をクリアしないと支給されません。あったかの家みさとは現段階では全ての条件をクリアしているので予定通り支給したいと思っています。

条件とは、介護福祉士の数などになります。あったかの家みさとでは、グラフにある通りほとんどの職員が介護の資格を取得しています。

この事は、施設の背骨がどの程度しっかりしているかを示しています。「資格なんて無くても経験があれば大丈夫!」と言う人がいるかもしれませんが、資格を取れば給料も上がりますし、それによって加算分を受け取れる可能性も上がります。

ある意味「そう言う時代になった!」と言えますね~。

2019年10月15日

無資格、未経験の方でも介護はできる?(その2)

前回の続きです。

「無資格、未経験でも介護はできる?」の結論は?!

 

結論から言えば、無資格、未経験の方でも介護業務は出来ます!ただし「環境の変化やカルチャーショックに耐える素質」が必要です。

あったかの家みさとでも未経験の方がしっかり業務に就いているケースはあります。

これまで介護を経験していない方でも、営業や接客の経験があれば、ホスピタリティーのセンスを磨いているかもしれません。
ちゃんとした接客ができれば、利用者対応は可能です。

しかしながら、高齢者の皆さんの身体的特徴に加えて、認知症の方への対応など覚えないと、ケアを提供する事が出来ません。
生まれて初めて介護を必要とする高齢者に接しながら、様々なケアの知識を身につけなくてはなりません。

免許を持っていないのに、いきなり難しいレースに出場させられたらすぐにコースアウトしてしまうと思います。

無免許の人の為に教習所を備えた施設があると良いのですが、現実は「働きながら覚えて」などと言われることが多くて、早々にコースアウト(退職)してしまうかもしれません。

また、介護以外のサービスと同様に環境の変化への耐性は残念なことに「年齢の差」が大きいと思います。

若い人ほど新しい環境への適応能力は高く、柔軟性も高いです。

もし、あなたが「無資格、未経験だけど介護施設で働きたい!」と思われたら、ご自分の年齢とセンス(持って生まれた環境対応能力)を考えてみて、自信がないかも?と感じた時は「初任者研修」の講習を受けるのがベストだと思います。

初任者研修受講にはハローワークの支援制度がある様です。無資格、未経験で介護の仕事をしようとお考えの方はぜひ検討してください。

2019年10月09日

「新生活支援金」とは(遠方から就職を希望される方へ)

あったかの家みさと新生活支援

〇 あったかの家みさとには「新生活支援制度」があります。

目的は、新しい職場に移る方に対する支援金支給制度です。

具体的には、試用期間(3ヵ月)後に支援金10万円を支給します。

遠方から引っ越して来られる方の引っ越し費用などに活用していただきたいと思っています。

 

※ 支給には条件があります。

〇 紹介会社などを経由した方には支給できません。

〇 内定の条件と異なる労働条件で就労された場合(夜勤ありを無しに変更される場合など)も支給できません。

〇 対象は正社員のみです。

就職を希望される方は、ぜひ活用して下さい!

採用担当 小野

ono_attaka@yahoo.co.jp

 

2019年10月03日