特別養護老人ホームで働こう!
あったかの家みさとは「特別養護老人ホーム」です。
よく「特養」と略して呼ばれます。
皆さんの特養に対するイメージはどんな感じでしょうか?
介護の仕事の経験が無い方の場合は、まったくイメージが無い、と言う人もいるかもしれません。
介護の仕事をしている人、知識のある人から教えられる「特養」の情報はいくつかのパターンがありますが、一回聞いても他の介護サービスとの違いがドンドン分からなくなるかもしれません。
まずは、特養とはどんな施設なのかをまとめてみました。(追加することがあったらどなたかご連絡ください)
特徴
(1)社会福祉法人が運営している。
(2)要介護度3以上の方が入所できる(原則)。
(3)有料老人ホームの様な「入居金」「敷金」が無い。
(4)所得により利用料金が軽減される。(介護保険のサービス)
利用される方にとっての特徴はこんな感じでしょうか?
では、働く方にとっての特養の特徴はなんでしょう?
要介護度3以上の方が対象なので、介護技術と知識は必要です。でも技術や知識が必要なのは、他の業種でも同じですよね??
求人広告を見ると「研修が充実!」「入居者に寄り添ったケアを提供」などと書かれていますが、皆さんが心配な事は給与と人間関係ですね。
給与については法人によって仕組みが異なるので、単純には説明できませんが、実は特養職員の年収は地域差はあってもほぼ同じです。
簡単なイメージ図を載せています。介護の専門学校を卒業した方が国家資格を取得して夜勤をすると、あったかの家みさとでは年収350万円スタートです。
数年でチーフ、リーダーになると400万円に近くなります。
以前も書きましたが、資格の有無や夜勤で年収は変わります。正社員になれば、安定した収入を得られるのは間違いありません。
介護の仕事は大変な割に給料が安い、などと言う人がいますが、その介護サービスが何か?どの位の専門性が求められるのか?を冷静に分析すれば「介護だけが安月給」なんて言えないのです。
一流企業に勤めたら生涯年収が億になる場合もあるかもしれないですが、特別な才能を与えられていない私たちは「地道に続ける」事しかないのです。
では、介護サービスの人間関係はどうでしょうか?
「離職率が高い!」…つまり「すぐに辞めちゃう人が沢山いる」と言う都市伝説については次回に書きます。
副施設長 小野